2010年09月25日

無線LAN 違法機器、ネットでも大量販売か

無線LAN 違法機器、ネットでも大量販売か

 大阪・日本橋の電器店「ファニープレイス」が他人の無線LANを無断で使う機器を販売した事件で、同店が大手ネット通販サイトに出店するなどして、ネット上でもこの機器を販売していたことがわかった。機器は大量販売されたとみられ、府警は池田輝彦(あきひこ)容疑者(42)=電波法違反(無線局の無免許開設)ほう助容疑で逮捕=らがこの機器で荒稼ぎしていたとみて、追及する。

 捜査関係者らによると、池田容疑者らは「ファニープレイス」の販売サイトを複数開設。この機器について「実験・研究用」「質問には一切答えられない」などと表記して販売していた。店のサイト上でも、この機器を売り上げランキング1位の商品として紹介した。従業員らは府警に「この機器でぼろ儲けしようと思った」と話しているという。

 府警は24日午前、池田容疑者ら2人を大阪地検に送検し、従業員(45)を釈放した。



タダ乗りネット:無線LAN「ただ乗り器」販売容疑、電器店店長ら逮捕

 大阪・日本橋の電器店が他人の無線LANを無断で使う機器を販売した事件で、大阪府警は22日、大阪市浪速区日本橋5の電器店「ファニープレイス」店長の池田輝彦(あきひこ)容疑者(42)=堺市堺区田出井町=ら店の関係者3人を、電波法違反(無線局の無免許開設)のほう助容疑で逮捕した。この店で機器を買った男5人も電波法違反の疑いで書類送検する方針。無線LANの「ただ乗り」のための機器使用や販売を巡る摘発は全国で初めて。

 他は通信販売責任者の佐伯公平(32)=大阪市住吉区住吉1=と販売員の横山和夫(45)=豊中市服部西町1=の両容疑者。池田容疑者は認否を留保しているが、他の2人は認めているという。

 逮捕容疑は、高出力の電波を発する台湾製無線LANアダプターを複数の客の男に販売。男らが今年5〜8月、この機器をパソコンに接続、電波法が禁じた高出力の電波を発する状態にしたのを助けた、としている。

 府警生安総務課によると、府警が鑑定した結果、この機器が発する電波の出力は、電波法が定めた上限の約1000倍に上ることがわかった。購入者5人は「ただでインターネットをしようと思って機器を買った」と話しており、いずれも電波法違反容疑で書類送検する方針。

posted by 弱者 at 21:42| 資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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