2010年06月24日

「システム入札情報入手に賄賂」、特許庁審判官とNTTデータ社員を逮捕

「システム入札情報入手に賄賂」、特許庁審判官とNTTデータ社員を逮捕

 警視庁は2010年6月22日、特許庁の基幹システム再構築プロジェクトの入札関連情報を提供する見返りに、NTTデータ社員から数百万円分のタクシーチケットを受け取ったとして、同庁先任審判官の志摩兆一郎容疑者を収賄容疑で逮捕した。タクシーチケットを渡した、NTTデータ社員で特許庁の営業担当部長である沖良太郎容疑者も贈賄容疑で逮捕した。

 特許庁が2006年に実施した、基幹システム再構築プロジェクトのシステム設計工程の入札において、NTTデータは受注を逃した。それ以前は、1990年からシステム全体の開発・運用を委託する「データ通信サービス契約」を交わしていた。報道によれば「警視庁は、NTTデータの社員が、その後の入札を有利に進めるために賄賂を渡したのではないかと見て関係を調べている」という。

 特許庁の基幹システムは、特許、実用新案、意匠、商標の知財四権について、出願の受付、審査、登録といった基本業務を支える。特許庁はシステム開発・運用コストの削減を狙い、分割発注方式への方針展開を決定、2006年にシステム設計工程の入札を実施した。NTTデータ、日立製作所、東芝ソリューションの3社が応札し、東芝ソリューションが94億5000万円で落札していた。NTTデータは、今後入札が始まる予定の業務アプリケーション開発工程の受注を狙っているとみられる。

 NTTデータは同日プレスリリースを出し、「弊社の社員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、今後、警察当局の操作に全面的に協力してまいります」とのコメントを発表した。


特許庁審判官、収賄容疑で逮捕、NTTデータに入札情報提供

 特許庁発注のコンピュータシステム開発事業の入札関連情報などを提供して、NTTデータから200万円分以上のタクシーチケットを受け取ったとして、警視庁捜査2課は6月22日、特許庁先任審判官、志摩兆一郎容疑者(45歳)を収賄容疑で、NTTデータ社員、沖良太郎容疑者(45歳)を贈賄容疑でそれぞれ逮捕した。

 調べによると、志摩容疑者は2005年8月ごろから2009年11月ごろまでの4年以上にわたり、特許庁が発注するコンピュータシステムの設計や開発に関する情報を提供する見返りに、沖容疑者から数十回にわたり計200万円分以上のタクシーチケットを受け取っていた疑いが持たれている。


特許庁審判官を逮捕 NTTデータ側から収賄容疑

 特許庁の事務処理システムをめぐり、NTTデータ(東京都江東区)側から約二百数十万円相当のわいろを受け取ったとして、警視庁は22日、特許庁先任審判官の志摩兆一郎容疑者(45)=神奈川県小田原市=を収賄容疑で逮捕した。NTTデータ幹部の沖良太郎容疑者(45)=江東区=も贈賄容疑で逮捕した。

 志摩容疑者は国家公務員1種(キャリア)採用の技官。特許庁の事務処理システムはNTTデータがほぼ独占状態だったが、2006年に入札が行われ、一部を他社が落札した。警視庁はこうした動きとわいろとの関係を調べる。

 捜査2課によると、志摩容疑者は、上席審査官などをしていた07年8月ごろから09年11月ごろの間、NTTデータ側に便宜を図ることへの謝礼などとして、沖容疑者からタクシー代などとして計約二百数十万円相当を受け取った疑いがある。

 NTTデータが受注してきたシステムは、特許庁の記録原本データベースに接続すれば、出願、閲覧、庁内の決裁などの作業ができるようにしたもの。同社が90年に開発し、特許庁とデータ通信サービス契約を毎年随意契約で結んできた。

 04年まで独占状態が続いていたが、特許庁は一般競争入札を導入。06年11月に実施した新しい事務処理システムの「設計」の入札ではNTTデータのほか2社が参加し、別の会社が落札した。その後に控えていた同システムの「開発」の入札で、NTTデータ側が有利な情報を得ようとした、などと警視庁はみている。


(コメント)
年間数十兆円とも言われるIT利権に群がる連中か・・・
2ちゃんねると実質的な業務提携の間柄にあるNTT系列企業なので
こうした事件が発生しても、別に驚きはありません。
私の予想では、もっと凄いことをしている社員や公務員がいるでしょうね。
国からもたらされる、IT事業関連予算は莫大です。それ欲しさにインチキ
する輩は後を絶たないでしょう。

やっぱりと言いましょうか、ネット世論では、ワイロを受け取っていた審判官
に批判を集中させている傾向が見られます。全てはその審判官だけが悪いかの
ように騒がれています。何かある度に公務員批判にシフトさせたがっている
左翼系勢力ならではの行動ですね。
NTTや、事件に関与した他の企業への批判はまったくと言っていいほど
見られません。この世論を、どこの連中が扇動しているのか探ってみると、
やっぱり2ちゃんねるの煽り屋でした。
長年彼等の文書癖を見てきてるので、一発で分かりました。

どうも、この事件には、2ちゃんねる側にとっても、知られたくない何かが
あるようですね。

posted by 弱者 at 16:33| 資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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