小美玉市の総務課係長の男(45)がインターネットの掲示板に知人の女性を中傷する
書き込みをしたとして名誉棄損罪で罰金刑を受けた事件で、市は係長を停職1年の懲戒処
分とした。
島田穣一市長は「今後このようなことが二度と発生しないよう、法令順守ならびに服務
規定の周知徹底を図る」とコメントを出した。
市によると、係長は06年12月ごろ、掲示板「2ちゃんねる」などに中傷を書き込ん
だとして、07年7月、石岡署に名誉棄損容疑で書類送検された。同年12月、石岡簡裁
が罰金50万円の略式命令を出し、係長は納付したという。【扇沢秀明】
(コメント)
この2ちゃんねらーの係長も、この橋爪研吾氏のように
2ちゃんねる派で弁護団を結成して争えば全てチャラに
できてたかもしれませんがね。
とりあえずは「調査した」「事実と誤認していた」とでも言い訳
すれば無罪ですよ。理論的にはね。
ネット名誉棄損:個人には「限定的」 東京地裁が新判断、男性に無罪
それにしても、解せんな・・・
一般人はモロ実名を公表されるのに、公務員は何故非公開になるのか。
その報道基準が曖昧です。一般人の中でも公開されている人とそうでない人
区々です。たまたま手心を加えてくれる記者と、容赦ない非情派の記者とで、
当事者の運命がほぼ決まってしまうのも理不尽な現実です。
記者やジャーナリストなど、メディアに携わる人間の不祥事には、徹底した
情報管制が布かれているのも納得がいかない。違った意味、国会議員等の
先生方よりも強い特権をお持ちなのが報道関係者です。
こうした職にある者と、コネを持つ者と、持たない者とで、これもまた
大きな違いが出てくる。当然、その職権に媚びる者達も大勢出てくる。
議員バッチに媚びるワルも大勢いますが、報道関係者の肩書きに媚びるワルも
大勢いるわけです。私から言わせれば議員バッチよりも報道関係者の肩書き
のほうが格段に重い。
今の現状から考えて、報道演出次第で先生方の支持率なんてどうにでもなる。
まして既存メディアと、ネットとの二本柱でそれをやられたら、一般人の
意思など一溜まりも無い。