2010年08月29日

日本のネット安全性は世界で第3位 最も危険なのはトルコ

日本のネット安全性は世界で第3位 最も危険なのはトルコ―AVG調べ

 オランダのセキュリティ企業AVG Technologiesは8月23日(現地時間)、世界のネット接続安全性に関する国別ランキングを発表した。同社の調査によると、日本は世界で3番目に安全にWebを利用できる国だという。

 この調査は、同社のウイルス対策ソフトがインストールされている、世界144カ国の1億2700万台のPCのデータに基づいて行われた。期間は7月の最終週の7日間。ウイルス対策ソフトが検知・対処した攻撃の数から換算した。その結果、世界の平均では73人に1人が攻撃を受けていたという。

 ウイルスやマルウェアの攻撃が最も多かったのはトルコで、調査期間中、10人に1人が攻撃を受けていた。2位はロシアの15人に1人、3位は24人に1人のアルメニアだった。米国は48人に1人で9位、中国は135人に1人で79位だった。AVGは、リスクが高い理由として、違法なサイトからのダウンロードが多いことや、インターネットカフェの普及、日常的なPCの共有などを挙げている。

 最も安全な国の上位3カ国は、1位がアフリカのシエラレオネ(696人に1人)、2位は同じくアフリカのニジェール(442人に1人)、3位が日本(404人に1人)だった。ただし、アフリカの2カ国はまだブロードバンドが十分に普及しておらず、インターネットの利用も少ない。従って、実質的には日本が最も安全な国といえるだろう。インターネット利用者が多く、ブロードバンドも普及しているにもかかわらず日本が安全な理由として、AVGは日本のユーザーが安全とリスクについての意識が高いことを挙げている。


(コメント)
ネット上の脅威はウィルスや不正アクセスだけではありません。
高性能なファイヤーウォール機能が標準装備されている今時の対策ソフト。
それが主流となっている現在において、ウィルスや不正アクセスによる
被害を受けても、その被害を認識しているユーザーは少ないでしょう。
今は、ウィルスを相手のパソコンに忍ばせなくても、第三者による
個人情報の盗み見は容易にできてしまえるでしょう。
日本ではスニッフィングという盗聴手法もよく用いられているようなので、
今更ウィルスを仕込んで不正アクセスという旧来の方式を行う悪徳業者は
少ないと思います。
スニッフィングを防ぐ方法は無いことも無いのですが、基本的には
一般人レベルでは経済面などの理由で厳しいと思います。
ウィルス脅威の本質は発見された数や種類ではなく、「質や内容」だと思います。
未知のウィルスで、局地攻撃を目的にしたものであった場合は、どんなに
優れた対策ソフトでも発見は不可です。
現に、日本ユーザーをメインに標的としたウィニー関連のウィルスには
市販されていた対策ソフトでは無防備でしたから・・
大手のシマンテック社がそれに対応したのは被害が拡大化して数ヵ月後でした。

>日本が安全な理由として、AVGは日本のユーザーが安全とリスクについての
>意識が高いことを挙げている。


セキュリティ意識が高いことは間違いないでしょうね。
ただ、対策ソフトは安いものではありません。ユーザーの経済力の値が
高いか低いかでも、その国の安全性の平均値も変わってくるでしょう。

また、一般ユーザーがいくら頑張っても超えられないセキュリティ領域
というものも御座います。
日本の場合は、一般ユーザーのセキュリティ意識は高いことは紛れも無い
事実でしょう。2ちゃんねるファミリーがあれだけ天下取ったような勢いで
暴れまわってきたのですから、嫌でもユーザーの危機意識は高まります。
しかし問題は、ISP等の業者の危機管理意識が低い・・・というよりも、
あえて隙間だらけのセキュリティしか施さない点でしょうか。
少なくとも、私の目にはそのようにしか映っておりません。
どこのIT系企業も、そのセキュリティホールを埋められるだけの経済的、
技術的水準は十分過ぎるほど満たしているはずなんです。
なのになぜ、そういったサービスを提供しないのか、非情に疑問です。
ある部分でのセキュリティホールを埋めると何処かの誰かが目くじらを
立ててくるのでしょうか。
posted by 弱者 at 01:25| ニュース等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月23日

「Winny」に、4件の脆弱性が存在 〜 JPCERT/CCが使用停止を緊急呼びかけ

「Winny」に、4件の脆弱性が存在 〜 JPCERT/CCが使用停止を緊急呼びかけ

 情報処理推進機構(IPA)およびJPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は20日、ファイル共有ソフト「Winny」に4件の脆弱性があることを公表した。同時に「Winny」の使用を停止するよう呼びかけている。

 影響を受けるのは、Winny 2.0b7.1およびそれ以前のバージョン。JVN(Japan Vulnerability Notes)において公表されたもので、バッファオーバーフローの脆弱性が2件、ノード情報の処理に関する脆弱性が1件、BBS情報の処理に関する脆弱性が1件、計4件の脆弱性が存在するとのこと。

 これらの脆弱性は、「DDoS(Distributed Denial of Service)攻撃に悪用される可能性がある」とのことで、JPCERT/CCが製品開発者と調整を行い、本日公表した。JVNでは、すべての脆弱性が「緊急」として扱われている。また開発者の代理人によると、2010年8月20日時点では刑事事件が係属中のため、開発者による対策の提供予定は「ない」とされている。

(コメント)
一連のWinny関連事件は、組織的なサイバーテロだと私は見ています。
目的は、日本経済に対するテロと、公的機関等からの情報収集。
これ以外で、Winnyを広めることによるメリットは他には考えられず、
利益を得る人間や組織もかなり限定られます。
少なくとも、公益性も乏しく、日本国に何ら利益をもたらしていません。

>「Winny」に4件の脆弱性があることを公表した。
何をいまさら・・とっいったところです。
開発時点で意図的に脆弱性を設定しているようなものですから、
あとは何時、その脆弱性を公の場で発表するかでしょう。
それが今になっただけのことです。
バッファオーバーフローに関する脆弱性なんてものは、ハッキリ言って
どうでもいいことです。問題はこれ以外の脆弱性です。

>の使用を停止するよう呼びかけている。
IPAやJPCERTがすることではなく、本来ならドリームボート社が率先して
行うのが筋と言うもの。
Winny等のP2Pで金儲けしている企業なのですから、それぐらいしろ。
儲けるだけ儲けて、ウンチ垂れ流し、自分のケツも自分で拭かず、他人に
拭かせるのが法律家兼取締役の人の流儀というわけですか。
posted by 弱者 at 00:59| ニュース等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月21日

児童被害の7サイトを健全認定 監視機構

<非出会い系>児童被害の7サイトを健全認定 監視機構

 09年に児童が買春などの犯罪被害に遭うきっかけとなった非出会い系サイト上位10サイトのうち7サイトが、一般社団法人「モバイルコンテンツ審査・運用監視機構」(EMA、東京都港区)から「健全な運用管理体制の基準に合致している」と認定されていたことが警察当局の調べで分かった。被害児童の44%がこの7サイトを通じて被害に遭っていた。認定サイトは有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリングの対象外になっており、EMAの認定基準や運用監視のあり方が問われそうだ。

 EMAは健全なモバイルコンテンツの発展などを目的に携帯電話サイト運営会社などが08年4月に結成した。現認定サイトは33サイト。認定制度が始まった08年7月〜今年3月の認定サイトは45サイト、その総会員数は約8758万人に上る。

 EMAによると、認定審査は学識経験者で構成する委員会が▽サイバーパトロール態勢▽投稿ログの保存▽利用者の年齢管理−−など22項目をチェックする。EMAに認定されると、有害サイトへのアクセスを制限するブラックリスト方式によるフィルタリングの対象外となる。

 捜査関係者によると、09年に非出会い系サイトを通じて青少年保護育成条例違反や児童買春・児童ポルノ禁止法違反などの被害にあった18歳未満の児童は1136人(08年比43・4%増)。被害者数が多かった上位10サイトが716人で、全体の63%を占めた。

 このうち▽グリー▽ミクシィ▽モバゲータウン▽大集合NEO▽ハンゲーム▽スローライフ(旧プチゲーフレンズ)▽モバレボ−−の7サイトはEMAに「健全」と認定されていた。7サイトを通じて被害にあった児童は計500人、全体の44%を占めた。

 EMAは「会員の絶対数が多いからではないか。罪を犯しているのは利用者であって、サイト側は被害防止に努めている」と話した。【町田徳丈】


(コメント)
代々から総務大臣というポストには、IT関連企業から多額の政治献金を
受け取っている人物が就任しています。
反2ゲリラの我々の間では、「2ちゃん人事」とも呼んでいるほど、2ちゃん
ねる寄りの政治家等が選ばれるのは今や負の伝統。
こういうIT系のカネの亡者達は、高額納税者でもあるため政府にとっては
大切なお客様というわけです。総務省官僚達にとってこうした連中はまさに
必要悪的な認識。

>EMAは「会員の絶対数が多いからではないか。
だから身内でこうした委員会を作るのは意味がまったくないんです。
この画ちゃんねるの管理人を見習ってほしいですね。
同じ2ちゃんねるファミリーにしては潔い男です。


画ちゃんねる管理人、“意図的な放置”認める。

あと、こうした数が多いから何たらかんたら言う理屈に対する
私からの反論意見です。
http://jyakusya.blog69.fc2.com/blog-entry-93.html#aa3
http://jyakusya.blog69.fc2.com/blog-entry-93.html#aa4
posted by 弱者 at 01:37| ニュース等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北朝鮮工作員、ブログで暗号伝達 脱北者の捜査で発覚 韓国

北朝鮮工作員、ブログで暗号伝達 脱北者の捜査で発覚 韓国

 【ソウル=水沼啓子】韓国や日本などに浸透している北朝鮮の工作員。ひと昔前は暗号の伝達には短波放送が使われていたが、現在はブログを通して、工作員らが本国と連絡を取り合っているのだという。19日、韓国メディアが報じた。

 韓国のニュース専門テレビ、YTNの報道によると、約40年前に北朝鮮の武装工作員として韓国に亡命し、韓国側に完全に転向したとみられていた北朝鮮偵察局出身の脱北者(63)が1990年代半ばに、スパイ活動を始めていたことが発覚。その捜査の過程で、北朝鮮工作員らの新たな暗号伝達方式が明らかになった。

 この脱北者が本国と連絡を取る手段は、インターネット上のブログだったという。「良い情報」は「身体にいい薬」、「コンタクトをとる」は「ゴルフツアー」と言い換えられていた。

 脱北者は本国の工作員とブログのIDやパスワードを共有し、それぞれの文章に書き込みをする形で連絡を取り合っていたという。

 この脱北者は96年から、北朝鮮に入国したり、中国に渡るなどして北朝鮮当局から指令を受け、韓国内の脱北者団体に関連する情報を集めていた。

 このほか、韓国に亡命し97年に何者かに射殺された金正日総書記のおい、李韓永氏の暗殺命令や、黄長●(=火へんに華)元朝鮮労働党書記の居場所を突き止めよという指令を、本国から受けていたが、実行には移さなかったという。


(コメント)
北朝鮮のような物理的な軍事力に乏しい国にとって、コストパフォーマンスに
優れ、発覚リスクも少なく、標的国に与えるダメージも甚大というサイバー
工作は諜報戦の主力となるのは必然の成り行き。
ですが、2ちゃんねるの煽り屋達は何故か、北朝鮮のネット工作技術は貧弱で
時代遅れなどと過小評価ぎみの世論を定着させようと必死です。不思議ですね。
2000年頃には既に、北朝鮮では優秀な人材を集めてサイバー工作のノウハウを
叩き込んだ工作員を近隣諸国に送り込んでいるという韓国メディアの報道も
あったはず。あれ、有名な話なんですがね・・・
それに工作に使われる機器が時代遅れだからといって、工作の効果が小さい
わけではありません。
心理学や情報学を悪用した手口は別にハイテク機器不使用でも、その精度に
あまり違いはないでしょう。だってインターネットの無い時代から用いられて
きた技術なのですから・・
とりあえず、情報が伝達できる手段さえあれば可能になるものです。

過小評価しとかないと、2ちゃんねるにとって都合の悪いことでもあるのか。


posted by 弱者 at 01:34| ニュース等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月04日

インターネットで個人情報の追跡ビジネスが急成長=WSJ調査

インターネットで個人情報の追跡ビジネスが急成長=WSJ調査

 テネシー州ナッシュビルに住むアシュレー・ヘイズ=ビーティさん(26)のコンピュータには小さなファイルが潜んでいた。そのファイルが収集した彼女の個人情報はごくわずかな金額で売りに出された。

 ファイルには「4c812db292272995e5416a323e79bd37」というコードのみが記されていた。これでヘイズ=ビーティさんの住所、性別、年齢がわかるという。さらに、彼女のお気に入りの映画のタイトル、さらには彼女がインターネットでエンターテイメントニュースを閲覧することや、クイズに答えるのが好きなことも知ることができる。

 ヘイズ=ビーティさんはコードが示す自分の情報について、「気味が悪いほど当たっている」と認めた。

 ヘイズ=ビーティさんをモニターしていたのは、ニューヨークにあるマーケティング・テクノロジー会社、Lotame Solutionsだ。同社はウェブサイトでユーザーが書き込んだ内容(例えば映画に関するコメント、子育て、妊娠への関心など)を記録する「ビーコン」と呼ばれる高度なソフトウェアを使用している。Lotameは、収集した個人情報を匿名のままでプロファイル化し、顧客を捜している企業に販売している。ヘイズ=ビーティさんの情報は、卸売りされたり(ほかの映画愛好者の情報とまとめられ、1000人分で1ドル)、カスタマイズされたりする(26歳の南部に住む特定の映画ファンの情報として)。

 本紙が独自に調査を行った結果、インターネットで最も急速に成長しているビジネスのひとつが、インターネット・ユーザーのスパイ事業であることが判明した。

 本紙は、企業がインターネット上で使う「クッキー」や、そのほかの監視テクノロジーを評価・分析する包括的な調査を実施した。その結果、消費者の追跡は一般に認識されているよりもはるかに広範囲かつ徹底的に行われていることが明らかになった。具体的には、以下の点が確認された。

• 米国の上位50のウェブサイトが平均して64の追跡テクノロジーを、訪問者のコンピュータにインストールしている。ほとんどの場合、警告は行われていない。

• 追跡テクノロジーは、以前よりも高機能化し、深く入り込むようになっている。これまでモニター行為には、ユーザーが訪問したウェブサイトを記録する「クッキー」ファイルが使用されることがほとんどだった。本紙の調査によって、ウェブページ上でのユーザーの行動をリアルタイムでスキャンし、アクセス場所、所得、買い物の嗜好(しこう)、さらには健康状態までを即座に算定する新しいツールが使われていることが明らかになった。一部にはユーザーが削除を試みても後で密かに復活するツールもある。

• これらの個人情報のプロファイルは、常に更新され、1年半ほど前に誕生した、株式市場のような取引所で売買されている。

 新しいテクノロジーの登場によって、インターネット経済は変化し続けている。これまで広告会社は、自動車の広告は自動車関連サイトに、というように特定のウェブページに広告を掲載することが多かった。今や広告会社は、インターネット全体でユーザーを追跡し、ユーザーの訪問先でカスタマイズされた広告メッセージを表示することにプレミアムを支払うようになった。

 本紙は、インターネット・ユーザーと広告会社の間に100以上の仲介者の存在を確認した。それらは追跡会社、データブローカー、広告ネットワークなどで、急増する個人情報需要への対応を急いでいる。

 ヘイズ=ビーティさんの映画鑑賞履歴のデータも、新しいデータ取引所のひとつであるブルーカイを通して広告会社に提供された。

 ブルーカイの最高経営責任者(CEO)であるOmar Tawakol氏は、業界の動きに大きな転換が見られると指摘し、「広告会社は、ウェブページへのアクセスではなく、ユーザーへのアクセス権を購入したいと考えている」と述べた。

 本紙は、米国人が閲覧するウェブページの約4割を占める、米国で最も人気のある50サイトを調査した(本紙のサイトWSJ.comも調査対象に含めた)。その後、それらのサイトがテストコンピュータにダウンロードしたトラッキング(追跡)・ファイルとプログラムを分析した。

 その結果、上位50サイトから本紙のテストコンピュータにインストールされたトラッキング・ファイルの数は合計で3180となった。これらの3分の1近くは、お気に入りのサイトのパスワードを記録したり、人気のある項目を集計することを目的とした、害のないものだった。

 だが、131社がインストールした、3分の2以上に相当する2224のファイルの多くが、消費者プロファイルのデータベースを作成するためにユーザーを追跡していた。このデータベースは販売される可能性もある。

 本紙の調査で、そういったテクノロジーの配布が最も盛んに行われているのが、複合メディアのIAC/インタラクティブコープのオンライン辞書サイトDictionary.comであることが判明した。このサイトにアクセスすると、本紙のテストコンピュータには234のファイルやプログラムがダウンロードされ、そのうちの223は、ウェブユーザーを追跡する企業のものだった。

 そういった企業が収集する情報は、ユーザーが個人名ではなく、コンピュータにわり振られる数字によって特定される、という意味では匿名だ。前述のLotame社の場合、ユーザーの個人名は認識しておらず、行動や属性だけを把握しており、コード番号によって特定しているという。追跡されたくないユーザーは、Lotameのシステムから自らのデータを削除することが可能だ。

 業界側は、データは適切に利用されていると主張している。広告大手の英WPP傘下のインターネット広告「24/7リアル・メディア」のデビッド・ムーア会長は、追跡することでインターネット・ユーザーに適切な広告を提供できるようになると説明する。「広告のターゲットが適切であれば、それは単なる広告ではなく、重要な情報になる」と同会長はコメントした。

 追跡自体はこれまでも行われてきた。だがその技術の高度化と普及は大きく進んでいる。MSN.comのような米国最大級のサイトでさえ、本紙が通知するまで、自らが訪問者のコンピュータに追跡ファイルをインストールしていることに気づかなかったほどだ。

 トラッキング・ファイルは、ウェブサイトに組み込まれ、いくつかの方法でコンピュータにダウンドーロされる。企業が自社のトラッキング・ファイルを配布するためにサイトに料金を支払うこともめずらしくない。

 追跡を実施する会社は、トラッキング・ファイルをウェブサイト上で無料配布ソフトウェアや、ほかのトラッキング・ファイルや広告に隠すこともある。その場合、ウェブサイトは自覚なしに訪問者のコンピュータにファイルをインストールしていることになる。

 また本紙は、取り扱いに細心の注意が必要な、個人の健康や資産状況に関するデータを収集するトラッキング・ファイルも発見している。

 Dictionary.comの幹部は、同サイトがユーザーに辞書や類語検索サービスを無料で提供する代わりに、ユーザーから個人情報を得ることは公平であり、問題はないと考えているようだ。「クッキーの数がいくつであろうと、ユーザーには一切影響しない。またわれわれは追跡していることも公開しており、法律上問題はない」と同社の広報担当はコメントした。

 一部の業界筋は、あまりに多くの消費者データが売買されていることと、データの利用方法に関する法的制限がないことが問題だと指摘する。

 最近まで、消費者を健康や資産状況に応じてターゲットとすることは、多くのインターネット広告会社からタブーとされてきた。だが今や、一部の企業は、ソーシャルネットワークを利用することで、新たな情報収集手段を模索している。その一つ、Media6Degrees社は、銀行向けに、社会的つながりに基づいて消費者を評価するためのデータを提供する。金銭面で信用できる人は同じように信用できる人とつきあい、できない人はできない人同士でつきあう、というのがMedia6Degreesのシステムの基本的な発想だ。同社のトム・フィリップスCEOは、今後このテクノロジーの応用が進み、大きく発展するだろうと語っている。


(コメント)
怖い怖い。私もある弁護士兼2ちゃんねるファミリーのブログを覗いたら、
見事にクッキートラップにかかって追跡用のクッキーを私のパソコンに埋め
込まれた経験があります。
そのクッキーというのが厄介で、直接パソコンのハードディスクに直に書き込まれ
通常の削除法では絶対に消せないタイプのものでした。
かなり苦労したあげく、削除に成功したのですが、早期に気づけたものの、
クッキーを食べさせられたことに気づくまでの間、どれだけ私が追跡を受けたのか
不安ではあります。 かなり高性能な発信機を取り付けられた気分でした。
こうした経験もあり、ネットの追跡技術に関わる問題は他人事とは思えません。
こうした厄介な追跡トラップの存在を教える本はあっても、そのトラップに遭遇
又は発見方法を教える本は一つも存在していないという現実があります。
ネット検索しても一件もヒットしません。

いかにネットでメシ食ってる連中には信用のおけない人が多いのか物語ってますね。
この上記の記事を読むと、同意の無い、ユーザーに対する個人情報の収集は、
ネット業界では当然のことのように書き綴られています。
世界ではこれが常識であり、それを不審に思う人間は視野が狭く、頭が固い人間
だと言ってきそうな雰囲気もあります。
私から言わせれば、世界が非常識になっているとしか思えませんね。
多数派の考え方が、常に正しきことだとは限りません。数が多かろうが所詮は
生身の人間の集まりに過ぎませんので。
それを踏まえないまま、グローバル社会を渡り歩くのは危険極まりないことです。
posted by 弱者 at 17:41| ニュース等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月02日

実名顔写真晒しについて

実名顔写真晒しについて

※転載元投稿日:投稿日:稿日:2005/09/11 (日) 17:42:35
 資料番号第P-247号

今日はチョイト残念なニュースが入ってきましたね。。。
元ジュニアの某クンが強盗傷害容疑で逮捕されたらしい。。。
でも勝手な憶測で「犯人は○○だ」みたいなのはどうかと思う。
某大型掲示板見たら、関係ない子の名前まで出てきてて
関係のない子はいい迷惑だし、例え図星でもまだ一応未成年だからさ。
ちゃんと確定してからどうのこうの批判するのはいいけど
憶測だけで「あいつだったらやりかねない」みたいなことを
実名入りで堂々とみんなが見る掲示板に書ける人たちって
ちょっと神経を疑っちゃうんダケド。
掲示板て匿名性があるから勝手なこと平気で書く人多いけど
いい大人なんだから(小学生じゃないでしょ?)
ちょっと書く前によ〜く考えろよ。。。って思う。
これで関係ないのに被害を被る元ジュニアが何人いると思ってるんだ。
ちなみに事務所辞めた子の件については事務所は責任取らないデス。
今日も辛口でゴメンナサイデシタ。。。


(コメント)
2ch名物の一つ「未成年犯罪者の実名顔写真晒し」について某人の見解。

>ちゃんと確定してからどうのこうの批判するのはいいけど
確定してても問題ありなんですが・・(汗

>いい大人なんだから(小学生じゃないでしょ?)
そう 子供では煽り屋にはなれません。
普通の神経ではこうした明確な人権侵害はできないでしょう。
ただし小中学生から社会人になるまで2chで学び2chによって人格形成
された子供なら何も疑いも無く当然のことのように他人を中傷したり
騙したりすることが多くなるかもしれません。
posted by 弱者 at 00:20| 2ch被害者の声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日記もロクにアップできん

日記もロクにアップできん

※転載元投稿日:投稿日:2005/09/11 (日) 17:34:33
 資料番号第P-246号

この日記は、プライベートモードに設定されています。

この日記は非公開になりました。
原因は某大型掲示板にURLが載せられたことです。
ま、匿名さんと言い争っても意味ないので○○○はおとなしく引っ込みます。
○○さん、今までこの日記を閲覧してくださった方、ありがとうございました
&さようなら。


(コメント)
もっとオープンで自由なネット環境を望みたいのですがね。
最近はこんなのばかりです・・・
2chの運営スタッフ達は日記をネット上にアップしている時点で何されようが
全て自己責任と主張しています。
なら文句があれば2chに晒さず直接日記の執筆者本人にメールを送れば
いいだけの事。2ch側の主張を標準に受け入れては、日記やコラムも
2chが怖くて誰もアップできません。更に私達が煽り屋の可能性がある
人物達が管理するサイトや日記は晒されたところ、ほとんど見たことが
無いのが不思議です。内容的にも結構叩かれても当然のような内容を
お書きになっているようですが・・
2chという権力をバックにしていれば何書いても晒されないんですね。
誤って仲間に晒されても瞬時に自分で投稿を削除すれば済むことですので
彼等も気楽です。
posted by 弱者 at 00:18| 2ch被害者の声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

問題提示する会社員の意見

※転載元投稿日:投稿日:2005/09/06 (火) 01:44:42
 資料番号第P-245号

2005/03/31 30代 会社員

 確かに、電子掲示板上において、匿名で意見を交換することは、ケースによっては
有意義なことが多いのも事実なのは認めます。
しかし、2ちゃんねるなどの悪徳匿名大型掲示板群は、匿名を悪用したケースが
日常茶飯事であり、管理人が管理を放置し、さらにプロ固定なる煽り屋が常駐していて
彼らによる誹謗・中傷発言により、被害者が更なる被害を半永久的に受け続けている
ケースが多いことも事実です。しかも、そのような掲示板を利用したことがない
人までもが被害を受けるケースも増えています。
さらに、このような掲示板での被害・告訴を警察に訴えてもよほどのケースでない限り
警察が受理しない場合が多いのです。しかも、このようなネット上での誹謗・中傷
などの被害は、既存の法律で規制したり、加害者を特定して処罰することが難しい
ケースも少なくありません。それ故に、ネット上での様々な自由と権利を守りつつ
同時に、ネット上での誹謗・中傷などを規制したりするための新たな法整備が
必要なのではないかと思います。


(コメント)
>匿名で意見を交換することは、ケースによっては有意義なことが
>多いのも事実なのは認めます。

私も同じ考えです。しかし管理側が金儲けに走ってしまった時点で
アウトです。元々掲示板とは商売をするためのプログラムではないんです。
それを無理に商売に結び付けようとすれば自然に今の惨状になって
しまうんです。

>規制したりするための新たな法整備が必要なのではないかと思います。
掲示板サイトの規模に応じた免許制度の導入がいいかもしれません。
匿名という要素は取扱いの大変難しいものであることを2chが教えています。
爆発物などの危険物と同じです。匿名掲示板という危険物を取り扱うためには
厳しい規則を定め公平な情報交換を円滑に管理できるようにするためのノウハウと
知識が必要になります。それには匿名掲示板の規模によって資格免許制度を
作り、2chクラスの掲示板になれば最上級の匿名掲示板管理人免許が無いと
管理できないようにします。つまりテレビ局やラジオ局の免許制度と同じです。
罰則は厳しく、2chのように管理責任放棄や工作員を募って不正を働くなど
すれば重い懲役刑が科せられます。
管理側による大量の自殺誘導又は幇助罪が立証されれば最高刑の死刑です。
posted by 弱者 at 00:17| 2ch被害者の声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

サイト潰し被害者の声

※転載元投稿日:投稿日:2005/09/05 (月) 23:50:30
 資料番号第P-244号

いままで、たくさんの方々と触れ合いたく、おおかた(というか、たぶん絶対に)
ないとおもう「男性テレレとメルレ」のHPを展開してまいりました。しかし、
今回、2ちゃんねるという大型掲示板の中に書きこまれる「ヲチャ」(※)と
呼ばれる人物たちによる乱雑な荒らし的な書きこみがあり、またそれに伴って
私の写真館から勝手に写真をとりこんで、全く関係のない掲示板にアップされる
ということがありました。わたしは、このサイトは「テレレやメルレ」という、
正直言って横のつながりがない職種に、男ながらもぜひ目に見えない形でも
いいから持たせていただき、頑張っていけたら素敵だと思い運営してきた
HPのつもりでした。しかし「鷲宵」と呼ばれる人物をはじめ、多数の心ない
人物からの無意味かつ、不愉快な書きこみを受けたり、また何よりも許せないことに、
私の友人の写真の無断転載があり、そのご本人には多大なご迷惑をかけて
しまいました。今回まなみ自身への戒めの意味も含めて、こちらのサクラサイトは
閉鎖することにしました。今後は本館サイトも閉鎖の方向に考えています。
ただ本館は、交換日記やリンクなどで、いろいろこちらからお願いしなければ
いけない事もたくさんあるので、期日を持って行いたいと思っています。


※「ヲチャ」正式名「ラッチャー」の省略語
  2chの煽り屋の中でもトップクラスの悪質さと冷酷さを合わせ持つ
  事実上の2ch専属破壊工作員達を指す。
  大半のサイト潰しやネットストーキングはこの者達が担当する。
  彼等の活動拠点はネットウォッチ板。


(コメント)
煽り屋の工作によってサイト閉鎖を余儀無くされた管理人様の声です。
2ch被害を調査していると嫌でもこういうコメントを目にします。
まったく・・・毎度毎度、遣る瀬無い気持ちになります。
目の前に犯人が見えているにも関わらず2chという実質的な治外法権と
特別待遇によって守られ、自殺誘導 ハッキングなど、思うがまま。
彼等の発信者記録を西村博之に要望してもまず開示は有り得ません。
開示できないこともないのですが、裁判で勝訴でもしない限り無理です。
その裁判には莫大な費用もかかり更に原告には報復として2chで
叩きスレッドが乱立し個人情報も晒されるという地獄が待っています。
勝訴し開示命令が出ても手馴れた博之は上手く適当な理由をつけて
開示は無理とトボケてくるでしょう。
元から犯罪をやるべく作られたような掲示板群なのでバックアップ体制も
完璧です。インターネットの中に構築され、これだけ完成度の高い組織体を
私は今までに見たことがありません。最早個人レベルで立ち向かえる相手
ではないことは確かです。

posted by 弱者 at 00:16| 2ch被害者の声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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