2009年06月28日

事件無関係の女性をネット中傷 発信者情報開示を命令

事件無関係の女性をネット中傷 発信者情報開示を命令

 昨年、神戸市内の高校で同級生から金品を要求された三年(当時)の男子生徒が自殺し
た事件で、インターネット掲示板「2ちゃんねる」上で逮捕された少年の関係者と名指し
された兵庫県内の女性が、発信者の特定ができる情報開示を求め、仮処分を申し立ててい
たことが分かった。身に覚えのない誹謗(ひぼう)中傷や私生活を監視するような書き込
みが続き、東京地裁は申し立てを認め情報開示を命じた。

 申立書などによると、自殺した男子生徒や逮捕された少年とは面識がなく、事件とは無
関係だったにもかかわらず、兵庫県警が少年らを逮捕した直後の昨年九月ごろから、この
女性が関係者であるかのような書き込みが始まった。

 一部が伏せ字になっているが、名前や自宅住所、電話番号、家族構成が分かるように記
述され「制裁を加えるべき」「自宅に石投げとけ」などと嫌がらせすることを呼びかけて
いた。

 中には「(きょうは)まだ洗濯物干していない」「三階の部屋にいるんだったら雨戸を
開けて」など、身辺の監視をうかがわせる内容もあった。

 女性は昨年十一月、「プロバイダー責任制限法」に基づき仮処分を申請。東京地裁は同
年十二月、悪質な内容を書き込んだとする申し立てを認め、発信者を特定できる情報の開
示を命じた。

 しかし、掲示板の管理人は住所が分からず、結果的に情報が開示されていない。また掲
示板は現在、閉鎖されているが、別のサイトに移され、閲覧が可能な状態。

 女性の母親は「掲示板がある限り一生苦しめられる。心配してくれた人に『火のないと
ころに煙は立たない』と言われ、間違ったことが事実とされてしまうのがネットの世界。
書き込みの削除や情報開示を明確に定める法律ができてほしい」と訴えている。
(横田良平)


 神戸・高3自殺 2007年7月、神戸市内の私立高校で、3年の男子生徒=当時(1
8)=が校内の渡り廊下から飛び降りて自殺。兵庫県警の捜査で、同級生の4人が、男子
生徒に携帯電話で金銭などを要求する嫌がらせメールを送ったり、ブレスレットを売りつ
けて金を脅し取ったりし、嫌がらせが常態化していたことが分かった。4人は恐喝容疑や
恐喝未遂容疑などで逮捕、家裁送致され、1人が中等少年院送致、3人が保護観察となった。

■掲示板管理人を負い切れない司法

 インターネットの掲示板「2ちゃんねる」をめぐり、誹謗(ひぼう)中傷を受けた被害
者が書き込みの削除や書き手の情報開示を求める訴訟は後を絶たない。裁判所は情報開示
を命じるが、掲示板管理人の住所などが分からないため、司法が追い切れず効果が上がら
ないのが実情だ。結果的に管理人へ規制が効かず、無責任な書き込みが横行する状態が続
くため、専門家は国による抜本的対策を求めている。

 仮処分の決定が出れば、裁判所は本人に処分を知らせる。しかし今回のケースでは、管
理人が住民票の住所に居住しておらず、管理運営する会社や関連会社でも、管理人の居住
地が確認されなかったという。

 こうした場合、裁判所の掲示板に処分を掲示することで、書類を送達したとみなす
「公示送達」が大半だが、書き込みの削除や発信者の情報開示はされていない。

 また金銭の支払いなどを命じることで処分の履行を強制する「間接強制」もあるが、
管理人の資産が把握できない状況にあり、成果は期待できないという。

 同様の訴訟は、発信者の情報開示などを認める「プロバイダー責任制限法」が施行され
た二〇〇二年以降、後を絶たない。女性の代理人を務めネット訴訟に詳しい岡田崇弁護士
は「管理人はネット上の秩序をいかに保つべきかを考えるべきだが、民事では何度裁判を
しても思うような成果が出ない。刑事事件としての捜査も必要だ」と話す。

 ネット上の問題の相談を受ける「全国webカウンセリング協議会」(東京都)の安川
雅史理事長(42)は「訴訟を起こすのは氷山の一角。ほとんどの場合、被害者は泣き寝
入りするのが現状」と話す。「最も悪質なのは書き込みをする人たち。書き込みを実名に
し、書き手にも責任を持たせる法律作りを急ぐべきだ」と指摘している。

(7/23 08:46)



(コメント)
神戸新聞の記事を引用し、資料として保存します。被害実情が把握し易いので。

>申立書などによると、自殺した男子生徒や逮捕された少年とは面識がなく、
>事件とは無関係だったにもかかわらず、
完全に煽り屋の仕事ですね。手口もそのままです。

>しかし今回のケースでは、管理人が住民票の住所に居住しておらず、管理運営する
>会社や関連会社でも、管理人の居住地が確認されなかったという。
99パーセント、会社関係者達は社長(管理人)を匿ってます。
都合が悪くなると責任者を会社ぐるみで匿って、原告側関係者が帰ると
携帯に電話かけて呼び戻す。毎度のパターンです。
何故、掲示板の全ての免責を、たった一人の管理人に集中させているのか。
答えは、このニュース記事を見れば一発で理解できるでしょう。
あとはひたすら知らぬ存ぜぬの一点張りを貫く。これが彼等社員の仕事です。
完全に事務的な対応で、関係者達も手馴れたものです。
煽り屋が主導しているものと思われるネットリンチ事案での情報開示の時には、
2ちゃんねる管理人は、このように雲隠れするのがお決まりのパターンでした。

この時点で、彼等はマトモなネット事業者ではないことくらい解かるはず。
ここまで分かり易い陰気臭さが感じ取れないのであれば、もっと世の中を
勉強して下さい。痛いおもいをしながらね。
posted by 弱者 at 23:04| 資料 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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